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救急診療科

救急診療科

医師紹介

森井 功
医師名
森井 功
職位
副院長 兼 救急診療科部長 兼 集中治療科部長 兼 循環器科 兼 災害対策室 室長 兼 救急体制管理室 室長

診療内容

本院は三島医療圏の二次救急病院のひとつであり、救急診療科は、独歩来院や、医院、診療所からの紹介のうち迅速な対応を要する症例(外来予約時間外においては全例)、救急隊搬送症例の診療にあたっています。

1) 診療体制

本院の救急診療科は専任医師を有していませんが、常勤医師を有する院内診療科を内科系と外科系に分け、全診療科医師の協力を得る体制を取っています。

症例の応需や初期トリアージは救急担当看護師が行い、各日指定された内科系または外科系救急当番上級医が診療にあたりますが、研修開始3ヶ月以上経過後は初期研修医が全症例の初期診療にあたり、救急当番上級医や各専門診療科のコンサルティング医と共に診療することとしています。

  • 地域医療支援病院
  • 災害協力病院
  • 大阪府三島地区メディカルコントロール参加病院
  • 24時間365日 常時救急対応病院
  • 気管内挿管、薬剤投与救急救命士育成課程の実習協力病院

2) 救急診療科の概要

救急診療科の年間診療症例数は約4700例で、内救急隊搬送例は年間約4000例となっています。

内科系症例が約60%で、外科系症例の多くは骨折や頭部を含む切創などの外傷性疾患となっており、救急隊搬送例の約50%が入院となっています。

症例は、一次レベルから三次レベルまで多岐に渡り、その社会背景も様々となっています。

重症例の救急搬送は三島医療圏で策定した搬送基準に基づいて受け入れを行っていますが、消化器系や循環器系疾患においては専門性の高い内科的緊急処置を常時実施可能としており、外科系においても緊急手術実施件数が増加しています。

3) 診療設備

独歩来院例などの外来診察室2室、救急搬送に対応する救急診療室(2~3名収容)からなっています。

画像診断装置は、携帯型超音波検査装置V-Scanを備え、CT(64列マルチスライス 1台:GE Light Speed VCT)やMR(3.0T 1台:SIEMENS MAGNETOM Skyra)も隣接する検査室に設置しており、迅速に検査を行うことが出来ます。

携帯型超音波検査装置 V-Scan
GE 64列マルチスライス

患者数実績

2023年4月~2024年3月

救急診療科患者数
診療科 延べ患者数
内科 2,905
小児科 209
外科系 1,900
婦人科 7
合計 5,021
救急車搬入数
診療科 搬入件数
内科系 2,492
小児科 62
外科系 983
婦人科 0
合計 3,537