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整形外科

整形外科

診療担当医表

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午前伊藤 英智
(診察室9)

植田 直樹
※予約
(診察室10)
劉 長勱
※予約
(診察室9)

安田 果歩
(診察室10)
木野 圭一朗
(診察室9)

藤野 圭太郎
※1,3,5週
廣藤 真司
※2,4週
(診察室10)
三宅 克広
※1,3,5週
岩﨑 祐和
※2,4週
(診察室8)

伊藤 英智
(診察室9)

池田 邦明
※1,3,5週
(診察室10)
福井 浩一
(診察室9)

浅井 重博
※予約
(診察室10)
安田 果歩
(診察室7)

中野 敦之
(診察室8)

劉 長勱
※予約
(診察室9)

浅井 重博
※1,3,5週
池田 邦明
※2,4週
(診察室10)
午後木野 圭一朗
(診察室9)
※予約
福井 浩一
(診察室9)
植田 直樹
※予約
(診察室10)

診療担当医変更のお知らせ

【整形外科】
・01月09日(木)午後 植田 ⇒ 15:00スタート
・02月15日(土)午前 安田 ⇒ 休診
・03月01日(土)午前 安田 ⇒ 休診

受付時間
午前診療8:00-11:30 午後診療13:00-15:30
診察時間
午前診療9:00-12:30 午後診療14:00-16:30

登録医診療所からの紹介患者さまは、優先的に診療いたします。

選定療養費・健康保険証について

医師紹介

植田 直樹
医師名
植田 直樹
職位
病院長代理 兼 整形外科主任部長・手外科センター長
劉 長勱
医師名
劉 長勱
職位
病院長補佐(救急医療担当) 兼 整形外科部長
福井 浩一
医師名
福井 浩一
職位
整形外科 リハビリテーション科部長
池田 邦明
医師名
池田 邦明
職位
整形外科 医長
浅井 重博
医師名
浅井 重博
職位
整形外科 医員
木野 圭一朗
医師名
木野 圭一朗
職位
整形外科 医員
伊藤 英智
医師名
伊藤 英智
職位
整形外科 医員
医師名
安田 果歩
職位
整形外科 医員
高島 雅俊
医師名
高島 雅俊
職位
整形外科 非常勤
新保 高志郎
医師名
新保 高志郎
職位
整形外科 非常勤
中野 敦之
医師名
中野 敦之
職位
整形外科(腰椎) 非常勤
藤野 圭太郎
医師名
藤野 圭太郎
職位
非常勤
医師名
廣藤 真司
職位
非常勤
三宅 克広
医師名
三宅 克広
職位
整形外科 非常勤

診療内容

当科では骨折や靭帯損傷などの外傷や脊椎疾患、人工膝・股関節手術、外反母趾などの足部変形、そして手外科など幅広い分野の手術を行っています。

また、合併症のためハイリスクな超高齢者の大腿骨頚部骨折、転子部骨折などにも他科と連携し積極的に受け入れています。腰部椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄には適応であれば内視鏡下手術を行い、人工関節や骨折治療においても最小侵襲手術を心がけています。比較的入院期間が長期化する脊椎圧迫骨折、大腿骨近位部骨折に対し患者様の早期回復、早期離床への取り組みを積極的に推進しています。また、リハビリテーション科では、入院に伴う身体的・精神的な能力低下を最小限に防ぎ、社会復帰やスムーズな在宅移行ができるよう早期発症からの介入を心がけています。

医師・当院理学療法士・MSWが積極的に関与し、患者様一人一人のリハビリテーションの進捗と今後の方針を検討しています。患者様が退院された後のかかりつけ医の先生との連携や、近隣の回復期病院との連携にも重点を置いてリハビリを行い、急性期病院のリハビリテーション部門の役割を果たしていこうと考えています。

1) 大腿骨頸部・転子部骨折

重度心疾患などを伴う高齢者においても、循環器内科などのバックアップのもと積極的に手術を行っています。骨折型により骨接合術や人工骨頭挿入術を行います。術翌日から離床、リハビリを開始し受傷前の機能の回復に努めています。

術前
術後

2) 橈骨遠位端骨折

ロッキングプレートを使用する事で、固定性がよければギプスなどの外固定をすることなく早期に可動域訓練を行う事が可能で、拘縮などが起こりにくくなり早期社会復帰が可能です。

3) 変形性股関節症

進行した関節症に対し、人工股関節全置換術を行い関節機能の再建を行っています。疼痛が消失しADLが改善します。早ければ2週間程度での退院も可能となります。

4) 変形性膝関節症

関節内注射や薬物療法で改善しない症例には、年齢などに応じて高位脛骨骨切り術(HTO)や人工膝関節全置換術(TKA)を行っています。 HTOでは、自分の骨のアライメントを矯正する手術で関節を温存する手術です。ロッキングプレートを使用する事により早期に荷重が可能となり6週程度で杖を使用することなく歩行が可能となります。一方、TKAではHTOと違い関節面の骨切除を行い人工関節置換にはなりますが、すぐに全荷重が可能です。

術前
術後

5) 腰椎椎間板ヘルニア

保存療法ではなおらない頑固な腰下肢痛が続いたり、麻痺が生じた症例に対しては手術をお勧めしています。当院では内視鏡下椎間板ヘルニア摘出術を行っており、手術創は2cm程度、術後3〜7日での退院が可能です。

6) 腰部脊柱管狭窄症

中年から高齢者に多く、間欠跛行や腰下肢痛などを生じる疾患です。内服、点滴、ブロック療法などで改善しない症例には手術をお勧めしています。症例によっては内視鏡下椎弓切除術をすることで早期社会復帰が可能です(入院期間は10日程度)。

7) 外反母趾

生活様式の欧米化に伴い日本でも増えてきた疾患です。変形のみでは治療の対象にはなりませんが、母趾痛や母趾の変形に伴い第2趾や足底に痛みが出現すれば手術の対象となります。変形の矯正を行いギプス固定をします。

術前
術後

8)手外科センター

術前から術後まで、医師とハンドセラピストが密に連携し、安全で効果的な治療を行います。
三島地域の中でも手外科の専門に特化した手術をしています。

手外科領域では、肘関節以下から指先までの範囲が対象となり、そこに含まれる骨・靭帯・神経・腱・血管を含めたすべての疾患に対応する外科です。神経障害では、手関節部で正中神経が圧迫され、手指がしびれる「手根管症候群」、肘関節で尺骨神経が圧迫される「肘部管症候群」などを積極的に治療しています。その他の疾病として、手関節や手指の「腱鞘炎」、「変形性関節症」、「キーンベック病」、「関節リウマチ手」や「骨・軟部腫瘍」の手術も行っています。外傷では、手関節部の骨折(図1 橈骨遠位端骨折、舟状骨骨折・肘頭骨折など)の手術も行っています。

(図1)ロッキングプレートによる橈骨遠位端骨折の治療
  • 骨折部に粘膜ヘラを挿入し骨折の皮質骨を整復
  • 関節面 --- 透視下にヘラで持ち上げる
  • 骨折仮固定 --- Kワイヤーでcross pinning
  • 背屈転位の矯正 --- Condylar stabilizing法
  • Fracture voidが大きければ、人工骨を挿入し関節面を持ち上げる

手外科は、手指・手関節の細やかな動きが要求されるため、患者様の満足いく治療成績を得るためには手術だけでなく、術後の手外科専門ハンドセラピストによるリハビリの力が重要になってきます。当院ではハンドセラピストが術前から介入し、関節拘縮解離、腱縫合や神経縫合などの手術には、手術室まで出向き手術に立ち会い、術中の機能回復がどの程度であり、どの程度のリハビリが術後早期にできるか確認してもらい、術後早期から積極的に手指・手関節の運動訓練等のリハビリを行ってもらっています。

当院ハンドセラピストはコチラ

患者数実績等

年間外来・入院患者数(2023年度)

外来患者数
初診患者数 1,453
外来延べ患者数 17,187
紹介総数 2,456
入院患者数
新入院数 1,308
在院延べ患者数 16,789
退院数 1,313
1日平均在院数 45.9
平均在院日数 12.8
手術件数 1,324

手術実績(2023年度)

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手術分類 件数
脊椎手術 頚胸椎 骨折、外傷の手術 6
直視下手術 17
鏡視下手術、低侵襲手術 1
腰仙椎 骨折、外傷の手術 7
直視下手術 49
鏡視下手術、低侵襲手術 6
その他 側弯症手術 0
腫瘍手術 0
骨盤 骨折、外傷の手術 4
上肢手術 肩関節 骨折、外傷の手術
(鎖骨、肩甲骨を含む)
71
直視下手術 腱板断裂 0
肩関節不安定症 0
その他 3
鏡視下手術 腱板断裂 1
肩関節不安定症 1
その他 2
肘関節 骨折、外傷の手術 38
直視下手術 肘部管症候群 14
人工関節置換術 0
靭帯再建術 0
その他 2
鏡視下手術 1
手部、手関節 骨折、外傷の手術 240
直視下手術 末梢神経手術 6
関節形成術(固定術を含む) 21
腱・靱帯再建術 14
顕微鏡下手術 1
その他 103
鏡視下手術 手根管症候群 39
その他 2
骨幹部 上腕 骨折、外傷の手術 5
前腕 骨折、外傷の手術 7
下肢手術 股関節 骨折、外傷の手術 人工骨頭挿入術 68
骨接合術 104
その他 0
直視下手術 人工関節置換術 20
関節形成術(骨切り術) 1
その他 0
鏡視下手術 0
膝関節 骨折、外傷の手術 34
直視下手術 人工関節置換術 59
関節形成術(骨切り術) 11
その他 4
鏡視下手術 靭帯再建術 4
その他 24
足部、足関節 骨折、外傷の手術 83
直視下手術 矯正術 1
関節形成術(固定術を含む) 5
腱・靱帯再建術 4
その他 2
鏡視下手術 5
骨幹部 大腿 骨折、外傷の手術 2
下腿 骨折、外傷の手術 3
腫瘍の手術(脊椎を除く) 良性軟部腫瘍手術 48
悪性軟部腫瘍手術 1
良性骨腫瘍手術 8
悪性骨腫瘍手術 0
内固定材料抜去術 168
その他の手術(上段のいずれにも分類困難な手術) 35
外傷手術合計(各部位の骨折、外傷の手術の合計) 672
疾病手術合計(外傷以外の手術、ただし内固定材料抜去術は除く) 480
総件数(内固定材料抜去術+その他の手術+外傷手術合計+疾病手術合計) 1,355

学会研究発表

  1. 多発胸椎圧迫骨折を伴う転位型胸骨骨折に対してロッキング機構を有したMesh Plateにて固定した1例
    齋藤敦徳、植田 直樹、劉 長勱
    中部日本整形外科災害外科学会 2023;66(2): 273−274
  2. 踵骨関節内骨折に対する外側拡大L字皮切術後の軟部組織合併症の検討
    劉 長勱、植田 直樹、高島 雅俊
    第49回 日本骨折治療学会 2023年6月29日-7月1日
  3. 大腿骨近位部不顕性骨折の診断におけるDual Energy CTの有用性
    高島 雅俊、劉 長勱、植田 直樹
    第49回 日本骨折治療学会 2023年6月29日-7月1日
  4. 尺骨骨折に伴う橈骨急性可塑性変形の2例
    植田 直樹、劉 長勱、高島 雅俊
    第49回 日本骨折治療学会 2023年6月29日-7月1日
  5. シニアサッカー選手の屈曲拘縮を伴う外反膝変形に対して内側閉鎖式楔状大腿
    骨遠位骨切り術を施行した小経験
    池田邦明 日本スポーツ整形外科学会 2023年6月29日-7月1日
  6. 女性の手外科疾患とエクオールの関わり
    植田 直樹
    エクオールと女性の健康Web講座 2023年7月1-22日
  7. 手外科疾患とエクオールの関わり
    植田 直樹
    池田市医師会月例学術講演会 2023年9月20日
  8. 踵骨関節内骨折後の変形性距骨下関節症に対して関節鏡視下距骨下関節固定術
    を施行した1例劉 長勱、高島 雅俊
    第48回 日本足の外科学会学術集会 2023年10月26−27日
  9. Maisonneuve骨折の脛腓間固定にsuture buttonと腓骨引き下げのK-wireによる一次的固定を併用した1例
    高島 雅俊、劉 長勱
    第48回 日本足の外科学会学術集会 2023年10月26−27日
  10. 橈骨遠位端骨折に伴う豆状骨脱臼に対する治療経験
    新保 高志郎、植田 直樹、劉 長勱
    第42回 北摂手外科談話会 2023年11月18日
  11. 両側同時受傷のACL損傷に対して一期的に両側ACL再建術を施行した1例
    池田 邦明
    第1回 日本膝関節学会学術集会 2023年12月8−9日
  12. 徒手整復困難であった母指IP関節脱臼の1例
    神谷 一成、植田 直樹、劉 長勱、福井 浩一、池田 邦明、高島 雅俊、杉島 慎一郎
    第85回 大阪医科薬科大学整形外科関連病院談話会 2023年3月11日
  13. 大腿骨近位部不顕性骨折の診断におけるDual Energy CTの有用性
    新保 高志郎、劉 長勱、福井 浩一、池田 邦明、高島 雅俊、植田 直樹
    第86回 大阪医科薬科大学整形外科関連病院談話会 2023年10月21日