このたびは、北摂総合病院のホームページを訪問していただきありがとうございます。
当院は1965年（昭和40年）に許可病床数80床の医療法人仙養会北摂病院としてこの地に誕生しました。芳川仙作院長、木野猛理事長の傑出したリーダーシップのもと順調に発展を続け、1981年には許可病床数217床の総合病院へと成長しました。
1983年に２代目芳川浩男院長、そして1986年（昭和61年）に私が病院長に就任しました。2000年に病院の名称を北摂総合病院へと変更いたしました。

医療は目覚ましい勢いで進歩しております。
その急速に進歩する医療の成果を日常の診療に取り入れるために卒後教育は欠かせません。
当院は病院設立時以来、医療専門職の育成と卒後教育に努力してまいりました。
高槻市医師会看護学校での看護師の育成、医療チームの重要な役割を担っている薬剤科をはじめとする診療技術部各科、そして医療事務やケースワーカーなど事務局職員の養成等、毎年多数の実習生を受けいれています。
さらに2003年には厚生労働省より臨床研修病院の指定を受け、これまでに多数の臨床研修医を養成してまいりました。

当院が所在する大阪府北部の三島地域は、我が国でも大変医療環境が充実した地域です。
そこで私たちは教育研修機能を有する217床の急性期病院として急性期医療に専念し、当院が提供できない医療については、地域の様々な医療機関との連携を通じて地域の皆様に最高の質の医療を提供すべく努力してまいりました。
そしてこれまでの実績により、大阪府より2008年には地域医療支援病院、2009年に大阪府がん診療拠点病院の認可を受けています。
さらに2016年にはより公益性の高い社会医療法人としての認可も受けています。
そして2020年4月、これまで病院活動を一緒になって支えてくれた小林一朗氏に病院長のバトンを引き継ぎ、私は理事長職に専念しております。

私たちはこれからも地域のみなさまの健康と安心をお支えするため、VERY BEST HOSPITALをめざして努力を続ける所存です。
「もしも目の前の患者さんが、自分の最も大切な人であったら」を合言葉に思いやりの医療を実践してまいります。
今後とも引き続きご指導、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

2022年4月
理事長　木野昌也