リハビリテーション科
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リハビリテーション科
週1回の褥瘡回診で褥瘡の病態像を観察し、ベッドでのポジショニング指導、シーティング指導を行っています。年2回の看護師、看護補助、コメディカルに対してポジショニング研修を開催しており、関わる職種の知識技術の統⼀を図っています。要請があれば、ベッドサイドでのポジショニング指導を⾏い、退院後の褥瘡予防のために他職種との連携を図り指導を行っています。
NSTに言語聴覚士と作業療法士が参画しています。言語聴覚士は嚥下機能、作業療法士は摂食機能の観点から評価し、食事形態の選定、摂取道具や方法の提案を行っております。
当院では、院内での転倒・転落事故の予防活動を通し、患者様の安全の確保、医療の質の向上を図るため転倒ワーキンググループを設立し、活動を行っております。
リハビリテーション科スタッフも活動に参加し、専門的な視点から問題点への対策を立案するなど、積極的に関わっています。
また、院外研修会への参加や院内での勉強会開催、病院学会などでの発表なども積極的に行っております。
医師、認定看護師を中心に多職種で構成される緩和ケアチームの⼀員としてリハビリテーション科も参入しています。
リハビリテーションによる身体的・心理的側面からの視点で疼痛の緩和、日常生活動作(ADL)やQOLの維持と改善の具体的な方法を提案、情報提供しています。
また、緩和ケアの治療方針に基づくリハビリテーションを実施し、チームアプローチに貢献しています。
当科では、病院管理者、産業医、第⼀種衛生管理者、病院職員により構成された委員会活動に参画し、職場環境の整備や安全配慮に対し、リハビリテーション専門職としての視点で厚生労働省による「職場における腰痛予防対策指針」に基づき、抱え上げない業務を原則に、職場巡視による介助作業の姿勢等の作業管理やトランスファーボード等福祉用具の使用方法、腰痛予防体操の講習会の開催など労働安全教育に取り組んでいます。
当科では、院内や近隣地域で開催される健康教室で各種講演を行っています。